福井県教委は7日、今春卒業した中高生の進路実態調査(5月1日現在)の結果を公表した。中高とも進学率は過去最高となったが、中学の通信制課程への進学率が昨年を上回った。県教委では不登校問題が背景となった可能性があると指摘している。
中学卒業者は8378人(昨年比70人減)で、高校への進学者は8249人、進学率は98・5%で昨年より0・2ポイント増加した。
このうち通信制課程への進学者は52人、進学者に占める割合は0・6%となり、昨年を人数で15人、割合で0・2ポイント上回った。県教委は「分析は行っていないが、不登校などで増えた可能性がある」としている。通信制課程進学者を除いた場合の進学率は97・8%で昨年を0・1ポイント下回った。
就職者は47人で就職率は0・6%となり、昨年比は0・1ポイント減だった。
一方、高校卒業者は8007人(昨年比266人減)で、大学・短大への進学者は4550人、進学率は56・8%となり昨年を1・3ポイント上回った。県外への進学者は全進学者の67・7%にあたる3081人で0・9ポイント増。地域別では石川県が470人で最も多く、次いで京都府、愛知県と続いた。
就職は1687人、就職率は21・1%となり昨年より1・3ポイント減少した。